アコースティックギターを初めて習うなら、月謝だけを見て決めるより、予定が変わったときの通いやすさ、講師との付き合い方、まだギターを持っていない場合の始め方まで一緒に比べると選びやすくなります。
EYS音楽教室と椿音楽教室は、どちらも大人の初心者が検討できるマンツーマン系の選択肢です。ただし、EYSはレッスンごとに講師や場所を選びやすい仕組み、椿は担当講師と継続して習う仕組みに軸があります。アコースティックギターの準備方法にも違いがあります。
まず比較表で違いを確認
| 比較軸 | EYS音楽教室 | 椿音楽教室 |
|---|---|---|
| 初心者向け内容 | 簡単なコード弾きや歌いながらの演奏、アドリブ、ソロやコード理論への展開例 | TAB譜、ピッキング、ストローク、チューニング、コード進行、簡単な楽曲などの例 |
| 基本の受講量 | 月2回・各55分 | 月1〜4時間+追加1時間 |
| 月額の目安 | 平日割引12,480円から、通常13,280円から | 月2時間12,800円など |
| 対面時の施設費 | 通常の会場使用料・施設利用料なし | 利用条件によりスタジオ料金が別途かかる場合あり |
| 日時・場所 | オールフリー制では都度選択 | 講師と相談しながら時間・場所を調整 |
| 講師 | オールフリー制では都度選択・変更可能 | 担当制。決定後は原則変更不可だが例外案内あり |
| 未消化・欠席への対応 | 固定制は欠席分を翌月末まで無料補講 | 未消化の契約時間を翌月末まで繰り越し |
| 体験 | 30分、1人1回。楽器用意あり | 対面60分。担当決定前は複数講師を試せるが追加費用条件あり |
| 入会後のギター | レンタル制度あり。Maneuverの無料プレゼント掲載もある | アコースティックギターは自分で用意する案内 |
料金は「12,480円対12,800円」だけでは決められない
EYSの楽器コース個人レッスンは、月2回・各55分です。平日10時〜22時限定の割引プランは月12,480円から、通常プランは月13,280円からと案内されています。いずれも最低表示で、地域やコースによって変わります。通常の入会金は17,000円です。
椿の通常マンツーマンは、月1時間6,900円、月2時間12,800円、月3時間17,400円、月4時間20,800円で、追加1時間は7,200円です。通常の入会金10,000円と事務手数料3,000円があり、通常入会時の初期支払には2か月分のレッスン料金も含まれます。対面では、利用するスタジオや時間帯などによって別途スタジオ料金がかかる場合があります。
月2回で比べる感覚だとEYSの平日割引12,480円と椿の月2時間12,800円は近く見えます。しかし、EYSは合計110分、椿は契約時間として120分で、対面時の追加費用も同じではありません。表示月額だけでどちらが安いと断定するより、自分が受けたい時間と利用予定の場所で総額を確認するほうが実用的です。
キャンペーンも通常料金と分けて考えます。2026年9月8日に確認したEYSの案内では、キャンペーン実施中に無料体験当日で入会する場合、楽器無料プレゼント、月会費500円OFF、入会金半額の3特典から1つを選ぶ形でした。椿には体験当日の入会で入会金と事務手数料を免除する案内があります。どちらも申込時点で同じ条件が続いているとは限らないため、体験時に確認してください。
通い方は「毎回選ぶEYS」と「担当講師で続ける椿」
予定が月ごとに変わりやすい人には、EYSのオールフリー制が分かりやすい制度です。スタジオ、日程、レッスン楽器、講師をその都度選べます。講師も毎回変更できます。
オールフリー制の予約は前日22時までキャンセル可能で、それを過ぎるとレッスン権利を消化する案内です。一方、固定制は月2回の固定スケジュールで、欠席分を無料補講として翌月末まで受けられます。予定の不規則さに合わせるか、決まったペースを作るかで制度を選べます。
椿は担当講師制のマンツーマンです。時間や場所は相談して調整でき、未消化の契約時間は翌月末まで繰り越せます。担当講師が決まった後の変更は原則できないという案内がありますが、「特別な希望」があれば入会後も変更可能という別の公式案内があります。具体的に何が特別な希望に当たるかまでは確立できていません。
入会前に講師との相性を重視する人には、椿の体験制度も判断材料です。担当講師が決まるまでは複数回体験できます。ただし、レッスン料金が無料でも対面のスタジオ代は別で、2回目以降は調整料もかかります。「何度でも完全無料」と考えないほうがよいでしょう。
ギターを持っていないなら始め方に差がある
EYSの無料体験では楽器を用意してもらえます。通常レッスンにも楽器レンタル制度があり、ピアノやドラムなどの大型楽器以外は1回400円というprovider-wideの案内があります。アコースティックギターを利用予定のスタジオで実際に借りられるかは、在庫を含めて確認が必要です。
さらに、2026年9月8日の公式ページでは、アコースティックギター「Maneuver」が無料楽器プレゼントの例として掲載されていました。ただし、プレゼントはキャンペーン条件と切り離せません。体験当日入会などの適用条件、在庫、受け取り条件は申込時点で確認してください。
また、バイオリンやウクレレのプレゼントには「レッスン開始月から1年間は途中解約できない」という明示がありますが、今回確認したManeuverについて同じ条件は確立できませんでした。他楽器の条件をアコースティックギターへそのまま当てはめることはしません。
椿は体験時に楽器を用意できる案内がありますが、アコースティックギターは入会後に自分で用意する必要があります。まだ購入していない人は、体験でサイズ感や弾きやすさを確かめ、講師に選び方を相談してから決める方法もあります。
初心者向け内容は「何を明示しているか」で見る
EYSは初心者向けの例として、簡単なコードで好きな曲を歌う、簡単なアドリブ、ソロプレイやコード理論へ進む内容を掲載しています。好きな曲を入口にしながら、伴奏だけでなく演奏の幅を広げたい人には相談しやすい内容です。
椿はTAB譜、ピッキング、ストローク、チューニング、コード進行、簡単な楽曲など、最初の基礎項目を具体的に挙げています。生徒がやりたい内容や弾きたい曲を優先できる案内もあります。
どちらの掲載例も、全員が同じ順番で進む固定カリキュラムや一定期間での上達保証ではありません。体験では「最初の3か月で何をするか」を断定的に聞くより、自分の経験と弾きたい曲を伝え、どんな順序を提案してもらえるかを見るほうが実際の相性を判断しやすいでしょう。
どちらが向いている?
EYSを先に検討しやすいのは、仕事や予定が不規則で日時や講師を柔軟に選びたい人、入会後も講師を選び直せる余地がほしい人、ギターをまだ持っておらずレンタルやプレゼントも含めて始め方を考えたい人です。
椿を先に検討しやすいのは、同じ担当講師と継続して習いたい人、TAB譜やストロークなど基礎項目を一対一で確認したい人、入会前に複数の講師を試して担当を決めたい人です。
体験前に確認したいこと
EYSでは、希望スタジオでアコースティックギターをレンタルできるか、Maneuverプレゼントがその時点で対象になるか、キャンペーンの適用条件を確認しておくとよいでしょう。
椿では、利用予定スタジオの料金、自分のギターをいつまでに用意するのがよいか、担当講師を決めるまでの体験にどの費用がかかるかを確認すると比較しやすくなります。
結論として、制度の自由度と楽器準備の選択肢を重視するならEYS、担当講師と継続しながら基礎と希望曲を相談したいなら椿が比較しやすい候補です。月額の数百円差だけではなく、通い方とギター準備まで含めて体験で確かめてみてください。