島村楽器のジャズピアノとポピュラーピアノ、どちらに相談する?曲名より「どう弾きたいか」で選ぶ

好きな曲をピアノで弾きたい。でも、ジャズピアノとポピュラーピアノのどちらを選べばよいのか分からない。そんなときは、曲のジャンルだけでなく「楽譜を見て一曲仕上げたいのか」「音を自分で変えながら弾きたいのか」を考えてみてください。島村楽器の公式案内には、両方のコースに重なる内容もあります。

未経験だからジャズを外す必要はない

ジャズピアノのスクール初級には、楽譜の基礎やコードの読み方から入り、簡単な曲でアドリブを楽しむ内容が掲載されています。すでに難しい曲を弾ける人だけの入口ではありません。

一方、ポピュラーピアノの初級では、やさしい楽譜やコード奏法を使い、曲を演奏する楽しさを知ることが目標になっています。「まず好きな曲を自分で弾ける形にしたい」という希望を伝える際の手掛かりになります。

どちらの説明も、決まった期間で一曲完成する約束ではありません。ピアノ経験がないなら、そのことを隠さず、聴くのが好きな音楽と実際にやってみたい演奏を伝えましょう。

「アドリブがあるのはジャズだけ」とは分けない

ポピュラーピアノの中級にも、アドリブの基礎が掲載されています。即興に興味があるという理由だけで、必ずジャズコースに決めなければならないわけではありません。

違いを確かめるなら、何を中心に学びたいかをもう一段具体化します。ジャズピアノのサロン案内では、ジャズ特有のリズムや表現、メロディーの変え方、コードや音階の理論、セッションに向けた内容が挙げられています。これはサロンに掲載された内容で、すべてのスクールで同じ課題が同じ順番で行われるという意味ではありません。

今の希望 相談するときの言い方
好きな曲を、弾ける難しさの楽譜で仕上げたい 曲名と、原曲のどこが好きかを伝える
同じ曲を少しずつ違う形で弾きたい 短い部分からアドリブを試したいと伝える
将来、人とジャズを演奏したい 合わせて演奏するために何から学ぶかを聞く

この表は相談を整理するための例です。コースを自動判定する基準ではありません。

同じ曲でも、持っていく楽譜や目標は変わる

例えば、映画で聴いた曲を弾きたい場合を考えます。完成されたソロ用楽譜で演奏したい人もいれば、メロディーとコードを手掛かりに自分なりの伴奏を付けたい人もいるでしょう。曲名が同じでも、先生に見てもらいたいことは違います。

相談前に「この演奏に近づきたい」という録音や楽譜があれば、名称や版をメモしておきます。自分の希望を説明するための資料であり、その音源や楽譜を必ず教材にできるという保証ではありません。購入前に、レベルに合う教材と準備方法を確認してください。

「ジャズらしく」「おしゃれに」といった言葉で迷ったら、まず一つの場面に絞ります。伴奏を付けたい、音を少し変えたい、誰かの演奏に合わせたい。そこまで具体的なら、講師の説明を自分の目的と照合できます。

コース名と、通い方の選択は別にする

習いたい内容が決まっても、希望する教室で開講されているか、担当講師がその内容を扱えるかは確認が必要です。ジャズのサロンの説明を読んで、ポピュラーピアノにも同じ予約制度があると読み替えることはしません。

確認した両コースのページには、体験受講料2,200円(税込)の案内があります。以前の無料体験の印象だけで申し込まず、希望会場での体験内容と支払いを確認しましょう。入会を考える際は、月謝だけでなく運営管理費や教材の費用、予定変更時の扱いも別に聞きます。

最初に選ぶのは、優れたコースではなく、自分の希望を具体的に相談できる入口です。「この曲を、こんなふうに弾きたい」を一文にして、両コースのどちらで進めやすいか問い合わせてみてください。

参考資料

島村楽器 — ジャズピアノコース https://www.shimamura.co.jp/lesson/course/jazzpiano/index.php

島村楽器 — ポピュラーピアノコース https://www.shimamura.co.jp/lesson/course/popularpiano/index.php

確認日:2026-10-08